健康麻雀では、マナーが非常に重要です。なぜなら、マナーを守らないとお店の方や他のお客さんから敬遠されることがあるからです。場合によっては、出入り禁止になってしまう可能性もあります。
ただ、初心者のうちは知らずにマナー違反をしてしまうケースも少なくありません。私も、麻雀をしている最中にスマートフォンを見てしまい、それがマナー違反だと知りました。
この記事では、麻雀をする上で避けるべき行動について、私の実体験を交えながらお伝えします。この記事をお読みいただければ、初めての雀荘でも安心して麻雀を楽しめるようになります。
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- サイバーエージェント600株所有
- SEO検定1級合格
- 2023年6月に健康麻雀歴デビュー



初心者必見!雀荘で絶対守るべき麻雀マナー3選【健康麻雀実体験】
対局中は、サッカーのように審判がいません。
レッドカードもありません。
マナー悪くて注意してくる人は一握り。そのため自分で注意することが大切です。
初心者のころは、まず以下3つ徹底してください。
礼儀
一つ目は礼儀です。
例えば挨拶。会社と同じでゲーム前の挨拶は、基本中の基本です。
「よろしくお願いします」と一言添えるだけで、場の雰囲気が和やかになります。
また、ゲームが終わった後も「ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えることが大切です。
無言でゲームを始めることは、挨拶なしに出社しているのと同じです。周りに気を使わせて場の雰囲気が悪くなります。
ゲーム後の作法
ゲームが終わったあとは、必ず「ありがとうございました」と発声します。
どんなスポーツも終わった後は「ありがとう」と伝えますよね。
大負けすると忘れがち。
しかし、麻雀は1人では打てません。感謝の気持ちは伝えましょう。
無言で帰ることは、挨拶なしに帰宅しているのと同じ。会社でも時々いますよね。
店員さんに嫌われ、最悪出禁になります。
ゲーム中の態度と行動
ゲーム中は、静かに打つことを心がけましょう。
例えばゲーム中に大声を出したり「無駄話」は言語道断です。
麻雀牌の取り扱いも注意です。牌をさわるときは音を立てないようにします。
牌を切るときの強打、ツモったときの強打はNG行為です。
気持ちが入ってる時は多少仕方ないです。しかし、街中でバイクをふかすことと同じ行為です。かっこいいと思ってるのはその人だけ。周りはイライラしてます。
「やってはいけない!」麻雀・雀荘の初心者マナー違反リスト41
麻雀を始めて間もない頃、わたしが知らずにしてしまったマナー違反を紹介します。これを覚えておけば、雀荘でも安心して楽しむことができます。
番号 | 所作 | NG理由 |
---|---|---|
1 | 点数計算ができないのに、事前に伝えない | 他のプレイヤーに迷惑をかける可能性があるため。 |
2 | 点棒を25,000点に戻さない | 店員さんの工数が増えるため |
3 | 壁牌(ピーパイ)しない※手前の牌を前に出さない | 他のプレイヤーが牌を取りづらくなり、ゲームの進行がスムーズでなくなるため。 |
4 | 他人の壁牌(ピーパイ)にわざと触る | イカサマを疑われる可能性があり、ゲームの信頼性が損なわれるため。 |
5 | ドラ表示牌をめくる前に嶺上牌(りんしゃんはい)を落とす | ドラ表示牌を落としてしまうリスクがあるため。 |
6 | 摸打(もうだ※ツモと打牌)を利き手で行わない | イカサマを疑われる可能性があるため。 |
7 | 打牌する前にツモ牌を手牌に入れる | 和了牌が分からなくなり、役が不明確になるため。 |
8 | 捨てたのに牌から手を離さない | 打牌が成立しているにも関わらず、変更しようとする行為はマナー違反となるため。 |
9 | 捨て牌をきれいに並べない | 他のプレイヤーが何巡目にどの牌を切ったか分かりづらくなるため。 |
10 | 推牌(ハイを取りやすく手前に出すこと)をしない | 他のプレイヤーが牌を取りづらくなり、ゲームの進行がスムーズでなくなるため。 |
11 | 先ヅモをする | 他家の副露を妨害し、ゲームの進行を乱すため。 |
12 | 牌を強打する | 牌が傷つき、他のプレイヤーに不快感を与えるため。 |
13 | 引きヅモをする | 牌が傷つく可能性があるため。 |
14 | 小手返しをする | イカサマを疑われる可能性があり、他家の思考を妨げるため。 |
15 | 長考(長く考えること)をする | 他のプレイヤーのテンポを乱し、ゲームの進行を遅らせるため。 |
16 | 発声が小さい | 他のプレイヤーが聞き取れず、行為が成立しない可能性があるため。 |
17 | 副露の手順を守らない | 他のプレイヤーが副露の選択を確認できず、ゲームの進行が乱れるため。 |
18 | チーを早く発声する | ポンやカンの優先順位を無視し、トラブルの原因となるため。 |
19 | 他家の摸打をせかす | 他のプレイヤーにプレッシャーを与え、ゲームの雰囲気を悪くするため。 |
20 | 見せ牌をする | 他のプレイヤーに情報を与え、ゲームの公平性を損なうため。 |
21 | 不聴(ノーテン)の時以外に牌を伏せる | 他のプレイヤーにテンパイを知らせ、ゲームの進行を乱すため。 |
22 | 三味線を弾く(口で相手を騙すこと) | 他のプレイヤーを惑わし、ゲームの公平性を損なうため。 |
23 | 打ちスジの批判をする、点数申告でおこる | 他のプレイヤーの個性を否定し、トラブルの原因となるため。 |
24 | ツモあがりの時、和了牌を手牌に入れる | 和了牌が分からなくなり、点数計算ができなくなるため。 |
25 | 他家の和了や放銃を咎める | 他のプレイヤーの行為を非難し、ゲームの雰囲気を悪くするため。 |
26 | 最終局で現在ラスの人がアガリ、自らラスを確定させる(アガラス) | トップ争いに水を差し、ゲームの興奮を損なうため。 |
27 | 点数申告をしない | 他のプレイヤーが点数を確認できず、ゲームの進行が乱れるため。 |
28 | 点棒を投げる | 点棒が傷つき、他のプレイヤーに不快感を与えるため。 |
29 | 倒牌の前に理牌(牌を見やすく並べる)をしない | 他のプレイヤーが手役を確認しづらくなるため。 |
30 | 溜めツモ・溜めロンをする(間を置いてからあがる) | ゲームのテンポを乱し、他のプレイヤーに不快感を与えるため。 |
31 | 他の卓でプレー中の人に声をかける | 他のプレイヤーの集中を妨げ、ゲームの進行を乱すため。 |
32 | 煙草を持ちながら牌を扱う。アイコスも。 | 危険であり、卓上に灰が落ちる可能性があるため。 |
33 | スマホ、携帯をいじる | ツモ順に気付かず、ゲームの進行を妨げるため。 |
34 | 嶺上牌を下に降ろさない | 嶺上牌が転げ落ちて見えるリスクがあるため。 |
35 | 親の第一打牌を全員の配牌完了前に行う | 公平性が失われ、ゲームの進行が乱れるため。 |
36 | 河を6枚で改行しない | 捨て牌が見づらくなり、ゲームの進行が乱れるため。 |
37 | ポン、チーを牌を晒さずに行う | 他のプレイヤーが確認できず、ゲームの進行が乱れるため。 |
38 | 暗槓を全ての牌を見せずに行う | 他のプレイヤーが確認できず、ゲームの進行が乱れるため。 |
39 | 暗槓内の赤ドラを伏せる | 他のプレイヤーが確認できず、ゲームの進行が乱れるため。 |
40 | アガってない手牌を開く | 他のプレイヤーに情報を与え、ゲームの進行を乱すため。 |
41 | あがってから牌山からアガり牌を探す | ゲームの進行を遅らせ、他のプレイヤーに不快感を与えるため。 |
麻雀初心者のころはルール以外にも役を覚えたり、精一杯ですよね。細かいルールまで把握することは難しいと思います。
そんなときは、事前に伝えておくことが大切です。
「最近麻雀を始めました。ルールはわかりますが、まだ勉強中です。よろしくお願いします」
「点数計算が苦手です。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。」
一言添えるだけで場の雰囲気が全然違います。相手も理解してくれます。
結果、対局中トラブルを避けることができます。
マナー違反をしてしまったら?初心者のための挽回術
麻雀を始めたばかりの頃、私もたくさんの失敗をしました。
特に思い出深いのは、先ヅモをしてしまい、同卓者の方に「はい、まだツモってないですよ」と優しく注意されたことです。その瞬間、心臓がドキッとして、顔がカーッと熱くなったのを今でも覚えています。
そんな時、どうすればいいか分からず、ただ黙ってうなずくことしかできませんでした。本当は、「すみません、つい癖で…」と一言謝れば良かったのですが、頭が真っ白になってしまったんです。
もし、あなたが同じような状況になったら、私のように固まってしまわないでください。一番大切なのは、素直に非を認めて謝ることです。「すみません、気をつけます」「ありがとうございます」と、一言でいいんです。相手はあなたを責めているのではなく、ただゲームをスムーズに進めたいだけの場合がほとんどですから。
そして、注意された後は、そのことを忘れずに次から気をつけましょう。人間、誰でも失敗はあります。大切なのは、失敗から学んで、次に活かすことです。そうすれば、同卓者の方も「この人はちゃんと話を聞いてくれる人だな」と、きっと好感を持ってくれるはずですよ。
友人と打つ麻雀、雀荘で打つ麻雀、マナーの線引きはどこ?
健康麻雀のマナーについてお話ししてきましたが、「友だちと家で打つ時もこんなに気をつけなきゃいけないの?」と疑問に思うかもしれません。

友人との麻雀と雀荘での麻雀では、マナーの厳しさが違います。
友だちとの麻雀は、いわばホームパーティーのようなもの。みんなで楽しくおしゃべりしながら、多少のことは大目に見られることが多いです。例えば、点数計算で少しモタついても「大丈夫、ゆっくりでいいよ」と言ってくれるかもしれません。
一方、雀荘での麻雀は、お客さん同士が初対面であることがほとんどです。例えるなら、会社の大事な商談のようなもの。お互いが気持ちよくゲームを進められるよう、共通のルールやマナーを守る必要があります。
雀荘の店員さんが「紳士であれ」と繰り返し言うのも、そのためです。初対面の人とでも安心して楽しめる「場」を作るために、マナーは必要不可欠なんですね。
特に、先ヅモや強打は注意が必要です。友だちとの麻雀なら笑って済まされることでも、雀荘では「この人とまた打ちたくないな…」と思われてしまうかもしれません。もちろん、友人との麻雀でもマナーは大切ですが、雀荘ではより一層意識して行動することが、トラブルを避けるための第一歩です。
私が実際にやらかした!「先ヅモ」「強打」はなぜいけないの?
さきほど少しお話ししましたが、私が麻雀を始めた頃、一番やりがちだったマナー違反が「先ヅモ」です。



自分の番が来る前に、次の牌をツモってしまう行為ですね。
これは、どうしても早く牌を触りたい気持ちや、「早くツモりたい!」という焦りからやってしまうんです。しかし、この行為は本当にトラブルの元になります。
なぜなら、先ヅモは、他の人が牌をポンやチーする権利を奪ってしまう可能性があるからです。特にポンやカンは、ツモより優先されます。もし、私が先ヅモした牌を、他の人がポンやカンしたかった場合、その権利を奪ってしまい、ゲームの流れを壊してしまうことになります。
私も実際に、「ちょっと待ってください!」と声をかけられ、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
また、牌を力強く叩きつける「強打」も、無意識のうちにやってしまいがちです。特に、いい牌をツモったり、リーチをかけたりした時など、気分が盛り上がってつい…なんてこと、初心者の方なら一度は経験があるのではないでしょうか?
しかし、これも同卓者からすれば非常に不快な行為です。まるで「俺は強いんだぞ!」と威張っているように見えてしまいますし、なにより牌が割れる原因にもなります。
私も一度、強打をしてしまったときに、近くの席のおじいさんがギロッとこちらを見てきたことがありました。その時、「あ、これはいけないことなんだ」と、身をもって知ったんです。麻雀牌はみんなで使う大切な道具。優しく扱ってあげることも、立派なマナーの一つなんです。
これらのマナーは、単なる「ルール」ではなく、みんなが気持ちよく麻雀を楽しむための「思いやり」なんです。初めての雀荘でも、この「思いやり」を意識して麻雀を楽しんでみてください。きっと、あなたも麻雀がもっと好きになりますよ。
健康麻雀を楽しむなら紳士であれ!健康麻雀でのマナーとエチケット【まとめ】
健康麻雀を楽しむためには、マナーとエチケットを守ることが重要です。
細かいルールはありますが、要は「紳士であれ」ということ。
「点数計算、勉強中です」と共有して、謙虚で打てば大丈夫。
知り合いに、強打(牌を強く捨てること)、点棒を投げる80歳のおじいちゃんがいるのですが、お店の人から注意され、出禁になりました。
健康麻雀ができるお店は、
都内でも少ないです。
気づかずルール違反を繰り返していると、麻雀を打つ場所がなくなるので注意が必要です。

